スペック
シリーズ:WILD SIDE Multi Piece Bait Casting Model モデル名:WSC-68M-5 全長 :2.07m 自重 :125g 仕舞寸 :46cm 推奨ウェイト:5-18g 推奨ライン:8-16lb
世はパックロッド戦国時代

近年、各社からどんどんパックロッドが発売されています。
2021年現在、安価なものから高級ロッドまで多数あり、まさに百花繚乱の様相となってます。
バスロッドに限らず、ソルト、エリアに至るまで何でもあります。
二本ほど使ってみたので簡単に感想を書きます。
ゴーエモーション GEC-694UL/BF
もしかしたらパックロッドの先駆けだったのかな?
これは!と思って買った記憶があります。
雑誌に忍者のイラストで広告が出てた気がします。
バス一匹と雷魚一匹を掛けて折れました。
根掛かりというほどではないスタックを
ロッドを弾いて外そうとしたところパキンっと折れました。
折れたというか弾けた感じでした。
ロッドとしてはまぁ使える程度
当時のバックロッドやテレスコ全体に言えることですが、
あくまで携行性を最優先にして
性能は二の次三の次という印象です。
とりあえず使えるレベルといった印象でした。
今あえて選ぶ理由はない
今となっては同価格帯でも性能がいいものがたくさん出ていますので、
今あえてこの機種を買う理由はないと思います。
強いて言えば
私の場合2番目が折れたので、
修理してティップをソリッドとかにして遊べばよかったかなぐらいは思っています。
ワールドシャウラ ツアーエディション
パックロッドなどの旅用ロッドを多数扱うメーカーが多く出現し盛り上がりを見せてきたことで、
元祖トラベル用ハイエンドモデルのワールドシャウラが満を持して世に出したのが
このワールドシャウラ ツアーエディションです。
予約する勢いはあった
すでにワールドシャウラを使用していて虜になっていたこと。
さらに生活環境の変化もあってパックロッドを探していたこともあって
登場した瞬間から買うことを決意しました。
ただ、もしかしたら中古市場に新古品が流れるかな?
とか少しくらいレビューが出てからなどと考えたので、
結局発売して半年後くらいの購入となりました。
性能は文句なし
同型番の1651F-2を使用していたので、あまりの遜色のなさに驚きました。
普通にバス釣りをする上で万能なのは1652R-2ですが、
ライトソルトや、バス探索を考える場合1番パワーぐらいがベストでした
やや長い
最終的に売却することになった最大の理由です。
仕舞寸54cmは飛行機持ち込み可能サイズギリギリを狙ったものですが、
私の場合は1~2泊の出張に忍ばせる目的だったので小さめのキャリーバッグでした。
するとこれが微妙に入らない。
このロッドを入れるためだけに長めのキャリーやボストンバッグを探していたのですが、
今回紹介する竿に出会ったことで売却となりました。
もしかしたら環境次第ではまた買うかも知れない一品です。
求めるもの
パックロッドを購入するときは
何を求めるかを明確にした方がいいです。
携行性、性能、価格、、など
私の場合は、自分の置かれた環境で持ち運べるということです。
その中で性能がいいもの。
旅行鞄への侵入
つまり先ほどのキャリーバッグに入ること。
リュックとかに入ること。
これが最大条件でした。
ここが満たされないと私の場合はパックロッドの意味がないのです。
バイクへの積載
ツアーエディション時代もアドレスv125に積載して探索はしていました。
が、当時カワサキのz125proも所有しており、
そっちでツーリングしながら探索できたらいいなと考えていました。※野池開拓
そのためにはリュックに入れるか、
違う収納方法にする必要があったのです。
仕舞寸50cm以下
これらの事情から仕舞寸は50cm以下が理想でした。
できれば45cm以下ぐらいがいい。
探してみると分かりますが、
意外とその条件になると選択肢が絞られてきます。
やはり機内持ち込みである55cmが一つの基準になっていることは間違いなくて
少々ニッチな要求なのでしょう
その条件下で最良
そうしていきついたのがこのシリーズでした。
ある程度番手も揃っているし、何よりグリップジョイントというのがいい。
収納例も含めて使用感を書きます。
収納方法
グリップ別がいい感じ

購入時はそこまで意識してなく
単純に仕舞寸で選んだのですが
いざいろいろ収納しようとするとこのグリップ別が優秀です。
ベイトロッドなのでガイドが小さく
グリップ部分がなければかなりコンパクトになります。
それによって収納方法に幅がでました。
ちなみにラバーグリップを巻いています。
これは単純に売るときの事を考えてコルク部分を汚さないため、というのがメインの理由です。
カバーについてはコチラ
収納例
収納方法は状況に合わせていくつか使い分けています。
具体的にはバイクの場合、リュックの場合、オールインワンの場合とあります。
例1 リュックや鞄用(旧z125pro用)


浮き用のケースにロッドカバーごといれる方法で、
最もコンパクトになります。
これだとリュックやキャリーバッグなどにも入れやすいですし、
バイクの場合はものによってテール付近に取り付けることができます。
また、オールインワンのセットの場合もこの状態で収納します。
残念ながら68Mは斜めになってしまいますので
これに関してはもっといいケースがないか模索中です。
例2 塩ビ管

塩ビ管を加工したものです。
アドレスv125で探索していたときに使用していたのですが、
現在でもクロスカブで探索するときに使用しています。
メリットはなんといっても頑丈であることと
取り出しがラクということです。
塩ビ管自体は取り付けたまま横から出し入れします。
この時にグリップはリールを付けた状態でサイドバッグに入れておけるので
現場で迅速にセッティングすることが可能となります。
使用感【インプレ】
ここまで収納方法や携帯性などについて書きましたが、
ここからは実際の使用感を書きます
セッティング

まず最初にセッティングについて書いておきます。
リールはスティーズSV TW
ラインはフロロ12lbを巻いています。
主な使用目的が探索なので
ともかくなんでもできるというのが優先です。
ちょっと固めのM
表記はMですが、張りがあるというか悪くいえば棒のような印象です。
ものによってはMH表記でもよいのでは?
と思えるくらいの感じです。
でもそれがいい
そのちょっと固めのMというのがオカッパリにはちょうどいいです。
ほんと何でもできるいいラインですね。
スイムベイトからテキサスまで。
局所的なたとえですが、
キャラメルシャッドだと5インチと4インチがベストです。
感度
毎度書きますが、感度の話はあまりしない事にしています。
セッティング次第ですしほぼ個人の練度と感想ですし。
ただ、あくまで私の感想で言えば
良くもなく悪くもない、及第点といったところです
強い
強度は問題ないと思います。
野池の50upを難なく上げることができました。
とはいえ流石に抜き上げたわけではありません。
パックロッド全体ですが、
構造上、抜き上げのときに竿を立てすぎると
どんな竿でも破損する可能性があります。
なぞの魚(おそらく巨鯉)がかかったときも20分くらい格闘しましたが耐えてくれました。
12lbの限界値ギリギリだったのでドラグをズルズル出され続ける展開でしたが問題ありませんでした。
粘り気は足りない
これは完全に私の好みであり、これもこの竿の特性とは思います。
私はハートランドやワールドシャウラなどの粘り気の強い竿を普段から使っていることもあるかもしれません。
ただ、若干ですがこの竿を使うときはバラしが多い気がします。
こんな人におすすめ
ともかく仕舞寸優先でコンパクトさが大事
数モデルほしい
有名メーカーとは違う竿がいい
安くはありませんが、
旅先で竿が折れるのは嫌ですもんね。
今ならスコーピオン、ゾディアスが気になる
今はさらにいろいろと竿が出ました。
私の用途はメインユーズではないのでハイエンドを抜きにすると
スコーピオン
ゾディアス
は良さそうな気がしてます。
もしかしたらどっちも買うかも知れません。
そのときはまた報告します。
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