日やけ対策は紫外線対策

昨今の紫外線の邪悪さは尋常ではありません。
昔は小麦色の肌に憧れて上半身裸でボートに乗っていた時代もありました。
けれど今の紫外線は日焼けではありません。
ただの火傷です。
対策は必須です。
体力も奪う
強力な太陽光線は体力を奪い、
熱中症や日射病のリスクが上がります。
特に歳をとってからは顕著です。
普段から外のお仕事をされている方はある程度強いかもしれませんが、
平素がデスクワークの人間はそもそも外にいるだけでも体力が減っていきます。
というわけで今回は
実際に私が今使っている日焼け対策ウェアを紹介したいと思います。
Foxfire

昔、青木大介プロが使用?宣伝してたやつで、
最近はもっとおしゃれなのいっぱいあります。
かなり風を通す素材で、むしろ素肌でいるより涼しいと思います。
UVカット機能はもちろんですが、この服にはもう一つ特色があります。
防蚊
この服には当時としては珍しい防蚊効果が付いているのです。
最近の製品には防虫と書いてますね。
野池で藪漕ぎするときや
虫が多い季節には大活躍です。
むしろ屋外で何かあるときはよく着ています。
手の甲や顔もしっかりカバーできるようになっており
(ただしダサい)実際着ていて刺されたことはありません。
説明書には防蚊効果は洗濯20回まで
とあったと記憶しています。
もう随分前に購入したので洗濯回数は20回どころではありませんが。
それでも日焼け対策にもなるし、
もしかしたらまだ蚊も寄せ付けないかもしれない。
(実際に刺されてはいない)
ただ、近いうちに
新しいモデルに買い替えたいとは思っています。
Doron
Doronはスポーツアンダーウェアのメーカーで
その中でもコンプレッションウェアというジャンルのものです。
これは着圧によって様々な効果を得られるようで
メーカーHPには
・筋肉、脂肪の振動の抑制
メーカーHPより:https://www.doron-japan.com/doron
・筋肉、関節への負荷の緩和
・血行促進、むくみ改善
・ケガの予防
・疲労軽減、回復の促進
・コンディションを快適に保つ
・運動機能の向上
という効果が紹介されてます。
これに当然UVカット付きですから最強です。
俺達。こと、ダウザー氏もよく身につけているやつですね。
私は2種類使ってます。
がっつり釣りするときはこれ

一日ガッツリ釣りする、釣りしかしないという日はこれです。
上で説明したような効果があるコンプレッションウェアです。
比較したことがないのでその辺の効果についてはあまりインプレできませんが、
適度な締め付けがいい感じなのは確かです。
短時間はこっちがおすすめ

アームカバーとレッグカバーです。
これは着るタイプではないので、
釣り場以外では外すこともできます。
私はこっちを使用することが多いです。
ガッツリ着るタイプだとどうしても上からシャツを1枚着ることになりますが、
これなら服は重なりません。
むしろシャツの隙間が風を通すので涼しいです。
DAIWAとSHIMANO
当然、ダイワさんやシマノさんからも同様の商品は出ています。
最初の頃は使用していましたが、現在はスパッツのみです。
フィット感が残念
使わなくなった最大の理由はフィット感です。
私は161cm52kgと小柄なので、
両社のSサイズでも若干フィット感がありませんでした。
足は結構筋肉質なので、フィットするのですが
腕は女性並に細いのでイマイチでした。
専門メーカーに比べると安価
ただ、専門のメーカーに比べると安いので
ともかく安い方がいい
少々ゆるゆるでもかまわない
という人はいいでしょう
コロンビア
普段からよくコロンビアを着用しているので最初はコロンビアで買いました。
いわゆるトレッキング用のものですがこちらもフィット感がイマイチでした。
というのも、
コロンビアは基本的にM、L展開の商品が多くてSサイズがあるものは少ないんです。
Sサイズだとちょうどいいのですがそれが毎回自分がほしいものとは限らない・・・・
小さい男の悩みです。


服だけじゃない
ここまで服を中心に紹介しましたが、
それだけでは不十分です。
手首から先は出ているし、首も出ています。
後頭部への直射日光は熱中症リスクも上がります。
なのでさらに装備が必要となるのです。
帽子
帽子は普段からよく被るので大量に持ってます。
昔はキャップ派だったのですが、現在ではハットが多いです。
帽子については私なりの使い分けがありますので
いつか書きますが、
今回はその中でも日焼け、熱中症を意識するときに被るものを紹介します。
ハット
熱中症や日焼けを意識するなら絶対ハットです。
キャップでは耳や後頭部などが出てしまい
意外に日に当たってしまいます。
私は釣り用としては大きく2つのハットを使用していて、
具体的には防水機能の有無で使い分けています。
モンベル フィッシングハット

長年愛用しています。
まず安い
くしゃくしゃにしても気にならない
なんか性能が多い
顎紐がある ←これ重要!
バイクで探索するときにクシャっと入れるのにも便利です。
あと、釣り用でハットを買うなら基本的に顎紐は必須です。
釣り場って基本的に開けてますから突風に煽られることもよくあります。
そんなときハットは風邪を受ける面が多いので簡単に飛ばされます。
私も何度も飛ばされました。
このモンベルのフィッシングハットはさすが釣り用なだけあって細部まで抜かりありません。
あまり話題に上がらない気がするのですが、
モンベルのフィッシングウェアシリーズはとても優秀ですから是非チェックしてみてください。
フェイスマスク

顔用ですね。これも必須です。
サングラス焼けが仕事にプラスになるなら悪くはないですけど
私の場合はイマイチなので、完全カードです。
何度でも言いますが、むしろこれで顔を覆っている方が涼しいです。
耳も後頭部も隠せるのでこれがあればキャップもかぶれます。
また、
釣り中にコンビニ寄るときもこれでマスク代わりにしたりします。
変質者っぽいけど。
私はダイワのやつを使っています。
サングラスも曇らないし、全然息苦しくもないのでいいですよ。
グローブ

意外と盲点なのが手です。
実は一番日に当たるのであっという間に焼けます。
むしろ日やけ対策をすればするほど
手首とコントラストが出てしまい変な状態になります。
それを防ぐために手にもグローブをするんですけど、
夏用のグローブは意外と高いです。
私が使用しているエバーグリーンのグローブは
4,000円もしました。
ずっと買えなかったんですけど、
数年前に知り合いから夏の炎天下一日ボートに誘われて
これは買っとかないとやばいと思い購入しました。
ただ、絶対あったほうがいいです。
紫外線対策は絶対に必要
近年の気温を考えると、私みたいなおっさんだけでなく
何歳であっても紫外線対策は必須です。
息子も毎日これでもかというくらい日焼け止めを塗られてます。
それぐらい最近の日光は危険です。
熱中症のリスク
熱中症は気づいた時には体が痺れてたりするので本当に危険です。
私が高校生の頃、体育祭の練習中に女子が40人くらい倒れてエラいことになりました。
救急車がどんどんやってきて、
ヘリコプターがやってきて、
校長が取材されて、、
ともかく熱中症はほんとに身近なリスクなので意識して対策が必要です。
北山ダムでの事故
すでにご存じの方もおられると思いますが、
昨年北山ダムで落水による死亡事故が起こりました。
偶然翌週に行ったこともあって詳しく話を聞いたのですが
年齢は20代後半、前日から少し体調を崩していたが、
久しぶりの友人たちとボート数台を出しての釣行で楽しみにしてたので強行。
その日はものすごく暑い日で、
同船していた人いわく一度しゃがんで立ち上がった瞬間に意識を失い落水したそうです。
そのまま意識が戻る事なく湖底まで沈み、
同船の友人の必死の捜索も虚しく数時間後に遺体で見つかったということでした。
まるで自分のことのようでした。
私も同じシチュエーションなら行くでしょうし、
気持ちは痛いほどわかる。
この事故を無駄にしないためにも、
自分含め周囲の人には対策を徹底してもらうようにしています。
しっかり対策して安全快適な釣りを
暑さにしろ、寒さにしろ、
釣りは自然を相手にしているので十分過ぎるくらいの準備が必要です。
まぁいいか、と準備を怠らずに、しっかりと対策をして楽しみましょう。
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