基本スペック
型番 :7102L+FS-SV AGS18【別誂 冴掛 710 AGS】 全長 :2.39m 仕舞寸:123cm 自重 :123g 推奨ウェイト:0.9~5g 推奨ライン:PE0.3~0.8
この竿を選んだ理由

すでにLパワーのスピニングを所有していて、
普段からあまりスピニングの釣りをしない私がなぜあえてこの竿を追加したのか。
冴掛Lデレは十分気に入っていたし、不足も感じてはいませんでした。
それにはいくつか理由があります。
さよなら白震斬
スピニングはもう一本、白震斬※を所有していました。
これは海をかなり意識していて、根魚やシーバスもやりたいと思っていました。※
バスではライトキャロとかを意識していたのですが、
海釣りはほぼアジング一択になったこと
結局バスではほとんど使用しなかったこと
が大きな要因です。
バス釣りであまり使用しなかったのは、白震斬はよくも悪くも大味な竿なので繊細な釣りがあまり得意ではないんです。
でも、スピンングを使用するときは繊細な釣りを求めてるとき。
ライトキャロにしたって、
7gあればカワスペで十分使えるし、そのほうが他の釣りもできる。
なのであまり出番がないままくすぶっているときに
いろいろ思うようになりました
やりたいことが先にあった
詳しくは後述しますが、先にまずこういう釣りがしたいというものがありました。
この竿買ったらこういうことできるな、
ではなく先にあの場所でこの釣りがしたいというのがあったんです。
具体的には
- 0.9~1.8gくらいのジグヘッド
- 0.9~2.6gくらいのライトテキサス
- 1.8~5gくらいのライトキャロ
なぜこの釣りをしたいというのが先に出てきたのか。
それはメインフィールドの変化が大きく関係しています。
野池からリザーバーへ
近年メインフィールドが野池からリザーバーになってきました。
理由は簡単です。
釣り禁止の場所が多い。
新規開拓などもしているので特に感じるのですが、
福岡市はほとんどの場所が釣り禁止になっています。
また、車を止める場所がない池も多く、必然的にリザーバーがメインフィールドへ以降してきました。
そうすると目の前の障害物を狙うような釣りよりも、遠くのブレイクを狙うことが増えたのです。
Lデレは近距離でやる分にはいいんですが、
遠距離は少し苦手で障害物にもたれるような感じになるんですよね
求めた条件
そんなわけで条件としては
- 当然2ピース
- Lパワー
- シャキッと系
- アジングへの流用可
という中で考えていたときに別誂冴掛が発売されて
これだ!
とリアクションバイトです
まさにドンピシャって感じでした。
白震斬が思った以上にいいお値段で売れたのよかった。
リザーバー最強の竿

長めのレングスに細めのPEライン、そしてダイワの技術がうんたらかんたらで、
ともかく軽いリグがすっ飛んで行きます。
もうこれだけでリザーバーではアドバンテージです。
なので当然、琵琶湖でも最適かと。
ただ琵琶湖の場合はもうワンランク上のパワーがほしいとこです。
当然広めの野池でも同じことです。
その分近距離はやり難いですけど、ぶっちゃけ慣れでしょうね
冴えわたる掛け心地!
これは冴掛シリーズの謳い文句ですが、まさにその通りです。
冴掛シリーズは全体的に先調子の鍵曲がりなんですけど、遠距離のフッキングがバシっと決まります。
これが最高に気持ちいい
バス釣りで一番気持ちいい瞬間ってフッキングな気がします。
異論は認めます。
ともかく他の人らがあまりやってなさそうな沖のブレイク付近でのライトリグ。
で、ジャ!と僅かにドラグを利かせながらフッキング。
想像しただけで最高でしょ。
ベナンベナン系ではない
このへんはほんとに相性の問題だとは思うんですけど、私はベナンベナンした竿は苦手です。
2650FFー2を手放したのもその理由ですし、
最初にハートランドを購入するときに名竿と名高いミッジディレクションではなくLデレにしたのもそれが理由です。
逆に言えばああいうダルンダルンというかベナンベナンの竿で
ポヤンポヤンと操作する系の人には硬すぎると思います。
高い操作感と回避能力
このシャキッとしたティップが遠距離での操作を可能にし、
障害物の回避能力を高めています
それで沖のブレイクを探るんだからそりゃ釣れます
もちろん柔い竿で障害物に絡みつくのも一つのテクニックですが、
あれは難易度高めですし
近距離特化です。
Lデレの上位互換
正直、自分の中の立ち位置としてはそんな感じです。
特性が違う竿ではあるんですけどかなり別誂優位な感じですね。
いやLデレいい竿なんです。
別誂とはまた別の役割があるんです。
ただ、近年の釣り場のシチュエーション的に出番が少なくはなっています。
といってもボートや小規模野池では必要ですし
なにより気に入っているので
手放す気はありませんが。
相性がいいリグ
すでに書いた通りですが
1.8gくらいまでのジグヘッド
2.6gくらいまでのテキサス
5gくらいまでのライトキャロ
7gくらいまで鉄板系
このあたりが得意です。
ワームのサイズとかにもよりますけど。
なかでもジグヘッドとライトテキサスはいい感じですね。
これで沖のチャンネル狙いは最強だと思います。
あと軽めの鉄板もいいですね。
まだ対してやってはないですけど、シャキッと感がいいレスポンスを生みますし、
ながいレングスはリフト&フォールがやり易い。
ラインはPE一択
竿の特性を活かすなら絶対PEです。
私は0.4号と0.6号を使っています。当然海での使用を視野に入れています。
もちろんフロロとかでもいいんでしょうけど、
遠くに投げて、
そこでキビキビ動かしてフッキングっていうこの竿の特性を活かすならラインはPEですね
アジングへの流用
この竿を買うときから考えていたアジングへの流用ですが
そもそもライン次第な側面はあります。
ロッドがそれなりに強いのでエステルよりはPEかも知れません。
でフロートリグとかを遠投するイメージです。
この冬試してみます。
去年のほぼ毎釣行持ってい行ってたんですけど、
つい振るのを忘れちゃうんですよね
デメリット
一応褒めてばっかりというのもあれなんで、
思いつくデメリットも書いておきます。
AGSガイドの取り扱い
AGSガイドって破損し易いのにいざ壊れるとめちゃくちゃ修理高いんですよ。
確か1個6000円近くしたと思います。
金属ではないので、「曲がる」という段階がなく一定の力を超えてしまうと割れてしまうのが要因でしょう。
ガイドコートもできない
随分前に問い合わせてときに、AGSガイドにコーティングは使用しないでくださいと言われました。
いろいろ気をつかうのに、メンテナンスは拭くぐらいしかできない
EVAグリップは苦手

これまた完全に好みなんですけど、EVAグリップは苦手です。
なので所持しているハートランドにはほぼ全てグリップを巻いています。
ほぼ、というのはLデレは巻くところがないというか、デザインが好きというか笑
だから別にデメリットではないんですけどね
野池には長過ぎ
・・・・・る事もないです笑 正直全っ然問題ありません。
ただ私の選択肢の範囲で言えば、ある程度近距離でカバー付近となるとLデレを持って行きます。
結論
伝わってるとは思いますが、最高です。
おそらく当分は買い替えないと思います。
仮に折れてしまったとしてもきっと同じ竿を買うでしょう。
なぜそこまで言えるのかというと
今までの釣果 +2匹
これは実測値です。
実際に私が別誂でちゃんと釣りをするようになってからは基本的に別誂で2本獲れてます。
もちろん毎回というわけではないですよ
ベイトで1本釣れた日は合計3本に。
2本釣れてた日は4本になりました。
もちろん釣れないときもあります。
でもベイトで0本で別誂で2本獲ことも多々ありました。
また最初から別誂だと結果も違うかもしれませんが、
私の使い方だとそういう釣果になっています。
こんな人におすすめ
すでに書いていますが、
メインフィールドがリザーバーや大きめの川、大きめの野池の人にぴったりだと思います。
お値段相当しますが、
スピニングを使わなくなって久しく、
釣果が伸び悩んでる人には起死回生の一本になるかもしれません。
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